耐衝撃性能を議論するとき、考え方には2通りあります。
主体を衝突側とするか、被衝突側とするか。
そもそも物を作るプロセスの中で、作った物を壊れにくくするように
工夫しようとするのは極自然なことです。
開発・生産者としては、
・壊すくらいであれば作らないほうが良いのではないか
・簡単に壊れてしまうのであれば、完成品とはいえないのではないか
という考えがあって然るべきだからです。
さて、従来自動車製造の過程でも、同じことが考えられていたようです。
自動車が発明されて以来、自動車が何かにぶつかってしまっても、
少しくらいの外傷で動かなくなるようでは製品とはいえない。
如何に壊れにくく、如何に頑丈に作るか、各自動車メーカーはこれに心血を注ぎました。
いくら丈夫に出来たからといって、重量がアップしたり、
それによって燃費が上がったのでは元も子もないからです。
外装を丈夫にして、衝突から車体を保護する方法を模索する中で、
バンパーという部品が生まれました。
車体の前後に鉄の棒をとりつけたもの、鉄板を貼り付けた形状のもの、
鉄骨状のもの、様々な方法が開発されました。
しかし、いわゆる車社会が世界的に広がっていくと、
同時に交通事故および交通事故被害者の増加も拡大していきます。
時速4~5km程度の通常の歩行でさえ、人とすれ違う際に肩がぶつかることはしばしばあることです。
それが、人の操作する自動車が数十キロから時には時速100km前後ですれ違うのですから、
事故がいつ起きたって不思議ではありません。
このいつおきても不思議では無い事故が、丈夫なバンパーから
歩行者に衝突したことを考えると、その被害は甚大です。
丈夫なバンパーであればあるほどこの事故の時に相手に与える被害は深刻です。
そこで、最近の車では、樹脂製のバンパーが主流になっています。
洗車の時にでも、ドアをノックするように軽くたたいてみてください。
プラスチックの容器のような軽い音がするバンパーは樹脂製です。
こういったバンパーを使用することで、被衝突側の被害、
特に人身に対しての被害は最小限に食い止めようとしているわけです。
しかし、バンパーがやわらかくなるということは、
車体へのダメージが従来以上に大きくなることを意味します。
鉄骨で保護していた部分がほぼむき出しになっているようなものだからです。
車の、特に先端部分には、自動車が走行するに当たり、
重要な部品が非常にたくさん入っています。
エンジンの熱を効率よく発散する為のラジエーター、
ラジエーターまで冷却水を運ぶラジエーターホース、
エンジンの回転をファンに伝える為のファンベルト、
及びその通り道となるプーリー、など。
このどれが壊れてもエンジンは正常に動き続けることは出来ません。
しかも、これらが故障した場合に修理に掛かる費用は甚大です。
更に、バンパーが無い状態での走行は認められません。
こういったことを考えると、最近の車は対人の衝撃は一昔前よりもずいぶん改善されたとはいえ、
ひとたび事故が起きてしまうとその補修に掛かる費用も大幅にアップしてしまっています。
しかし、だからといって自動車を手放すわけにはいかない。
こういう面から考えても、自動車の任意保険への加入は、
ここ10年くらいの新しい車に乗るには、とても重要なことといえるのです。
自賠責保険で対人賠償は可能ですが、対物、
要するに相手のも(相手の車を含む)の賠償金は下りません。
当店でも自動車保険のご加入はお取り扱いがございますが、
保険に入っていらっしゃらないドライバーの方は是非ご検討ください。
起きてからでは遅い。遅すぎるのです。
カーライフを安心で充実したものとなるよう、お手伝いをするのが保険の仕事です。
検討してみてください。
この記事、または自動車の保険に関するお問い合わせは、
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アライレッカー 有限会社荒井商事
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トヨタから「iQ」というコンパクトカーが昨年末登場してから
半年少々ですが、早くも1.3Lエンジンを搭載した新グレード、
「130G」と「130G “レザーパッケージ”」を追加発表しました。
トヨタといえば、先日このブログで、プリウスが大人気で生産が
注文に追いついていないという記事を書きました。
20人に一人以上の割合で職がないというこの不景気もなんのその、
絶好調のようですね。
税金が環境保護に使われているわけでもないのに、
環境負荷の少ない自動車が減税対象になるのはおかしいのではないか、
という議論もありますが、燃費は良いに越したことはありませんから、
リッターカーでガソリン1リットル当たり23kmも走れるこのクルマ、
税制云々より地球環境の未来を考えるあなたにもピッタリかもしれません。
ちなみにこのiQ、海外でも人気のようです。
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ぶつからない車 米市場投入へ 全方位センサーで検知、日産が技術力アピール(産経新聞) – goo ニュース
日産がぶつからない車を発表してしばらく経ちますが、米国市場に投入するようです。
前後左右のセンサーとブレーキを連動させることで実現させる「ぶつからない」というものですが、
あらゆる条件下でこれが実現できるのであれば、さすが世界に誇る日産、といったところです。
ただ、この車に限らず、最近の車はハイブリッドのみならず、電気制御を基本としているものが多く、
同時にそのセンサーの故障がトラブルにつながるケースも散見されます。
このセンサーも、他の車やガードレールなどの障害物よりは
バイクや子供を捕捉する方が難しいかもしれません。
ぶつからない車を手に入れたからといって、過信は禁物ですね。
飲酒運転はもちろん、シートベルト、一時停止、忘れちゃだめですよ。
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