
前回に引き続き、塗装のお話です。
カー用品店で簡単に手に入るアクリル塗料は、
車のメーカーも採用しないような、
強度・耐久性の低い塗料であることは昨日お話したとおりです。
当店では、クルマのメーカーが使用するものと同じ「ウレタン塗料」を使用しています。
さて、これできれいに直るのは当たり前。
直すだけじゃなくて、ご自分の愛車をご自分の好きな色に塗り替えたい、
こんなご要望にももちろんウレタン塗料を使います。
実はまだあるんですよ♪
クルマの部品のごく一部だけを他の部分とは違う色に塗り替えたい。
こんなご要望にも当店の最高の塗装技術者が、ウレタン塗料で挑みます!!!
小さな部品一つだけ、例えば
・ボンネットだけ塗り替えたい! ⇒ OK!!
・ドアミラーだけ塗り替えたい! ⇒ OK!!
・ドアの下半分だけ違う色にしたい! ⇒ OK!!
・ウォッシャー液の吹き出し口だけ塗り替えたい! ⇒ OK!!
・ドアハンドルだけ塗り替えたい! ⇒ OK!!
・フロントのグリルの縦のラインだけ塗り替えたい! ⇒ OK!!
OKなんです!!
どんなに細かい部分でも、そのパーツだけ好きな色に変えることができるのです!!
これを可能にするのは、精密で正確なマスキングの技術です。
マスキングとは、塗料をのせたくないところだけに、
わずかな狂いも無く、正確に保護カバーを形成する技術です。
最近ご依頼いただいた作業は、
「ホイール」とホイールの「センターキャップ」の色の塗り替えでした。
17本のスポークに伸びるラインが鮮やかなライトグリーンで、
それぞれの間にクロームメッキが施されているホイールだったのですが、
このライトグリーンの部分をブラックに変更したい、というご要望でした。
メッキを残してライトグリーンの部分だけをブラックに変更するには、
メッキの部分に正確にマスキングを仕上げる必要があります。
その上からウレタン塗料でブラックに塗装し、完全に硬化した後に、
マスキングだけはがせば完成ですが、
このマスキングを17本すべてのスポークに対して正確に行い、
しかもそれをタイヤ4本分すべてに行わなければならない。
これはとて技術を問われる作業でしたが、大変やりがいがありました。
このセンターキャップ部分のマスキングの模様をどうぞご覧下さい。
この仕上がりには、お客様にも大変満足いただけました。
当店の最高の塗装技術者は、曲線でも、曲面でも、正確にこのマスキングを施し、
お客様がご要望する通りの塗装を仕上げます!!
クルマの塗装・部分塗装のお問い合わせは、
カーネット・アライ
TEL:029-843-3333
URL:http://www.araiwrecker.com/
mail:carnet-arai@ba.wakwak.com

アライレッカー 有限会社荒井商事
TEL :029-843-3333
URL :https://www.araiwrecker.com/
MAIL:info※araiwrecker.net (※=@)
今回は塗装のお話をしようと思います。
塗料と聞くと、どんなものを想像するでしょうか。
ヘアスタイルを楽しむためのヘアカラー、塗料です。
糸を染めていろいろなデザインの洋服にする染料も塗料です。
赤いウインナーなど、食品に食紅などをつかって色をつける、これも塗料です。
でもこれらはどちらかと言うと素材自身に色素を染みこませることで色をつけるので、
染料と言ったほうが正確かもしれません。
ほとんどのクルマは鉄でできています。
部分的にアルミやプラスティックが使われていますが、
クルマには色素はしみこみません。
どんなクルマも塗料をのせてあるのです。
考えたこともなかった方も多いかも知れませんが、
クルマの塗装は、塗料でできた膜をはりつけてあるようなイメージです。
クルマのメーカーは、鉄やアルミの板を型でプレスして形を整えた後に、
塗料をのせて、クルマの色を決めていきます。
液体の塗料を霧状にして、均一に吹き付けていくのです。
クルマのメーカーで使われているのは「ウレタン塗料」といって、
「塗料」に、塗料を均一な霧にしやすくするための「溶剤」と、
一定時間後に定着するようにするための「硬化剤」を混ぜたものを使います。
よくカー用品店で売られている、車の色に合わせて作られた塗料は、
「アクリル塗料」といって、塗料と溶剤が混ざったものです。
これは、塗装したいものに吹き付けた後に溶剤だけが気化し、
塗装したものの表面に塗料だけが残るという仕組みのものです。
車の表面の塗装は、直射日光をあびたり、エンジンの熱を受けたり、
鳥の糞などが付着することでどんどん劣化していきます。
表面の色があせてきたり、ひどい場合は塗料の膜が割れて、
その下の鉄がむき出しになったりします。
鉄を野ざらしにしておいたら錆びてしまう、というのは誰でも知っています。
錆が進行すると、クルマ全体が錆びてきたり、ひどい場合はあなが開いてしまいます。
屋根に穴が開いたり、ボンネットが錆びていたりしたら、
カッコ悪いだけではなく、雨が車内やエンジンにダイレクトに入ってきたりします。
これは決して大げさではありません。
さて、先ほどお話した、車のメーカーが使用するウレタン塗料と、
カー用品店に売られているアクリル塗料、どちらが丈夫な塗料だと思いますか?
硬化剤を使ってクルマに定着させるウレタン塗料のほうが強いことは言うまでもありません。
当店では、修理や補修などのご要望を頂いた際には、ウレタン塗料を使用します。
塗料としての耐久性が強いだけではなく、クルマのツヤがぜんぜん違います。
当店の傷の補修は常に地域No.1を目指し、お客様にも大変満足頂いております。
さて、ここで「これが新車の輝きを取り戻したクルマです!!!」などと写真をアップしても、
「タダのきれいなクルマ」で終わってしまいます。
それではおもしろくないでしょ?
次回はもう1歩踏み込んだ塗装のお話をします。
どうぞ、お楽しみに♪
クルマの塗装・部分塗装のお問い合わせ、お取り付けは、
カーネット・アライ
TEL:029-843-3333
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